えちぜん鉄道に乗車します(2019年末旅行⑩)
3日目は別の路線に乗車するもののいったん越前大野駅まで行く必要があるので、昨夜来た道をUターンします。今まで町歩きをした中でも田舎のほうに入る部類だったからか、その辺の川にいる野鳥のレベルが高かったですね。
基本車内にいるので天候等に左右されることはありませんが、すっきりと晴れていると気分も良いものです。
実は越前大野駅から約5キロ北の勝山という地点からもう1本別の鉄道が走っています。そこでバスを利用して勝山の駅までワープしました。なお、運行本数はそんなに多くはないので事前のリサーチが必要です。
勝山駅には恐竜のモニュメントが。そういえば昨日訪れた九頭竜湖駅にはこれの動く版があるらしいのですが、夜だったこともあって見つけられませんでした。
昔から建っていたであろう駅舎に入って電車に乗り込みます。えちぜん鉄道は何路線かあるので当駅で一日乗車券を購入しておきました。
50分ほど揺られた後、福井口より三国芦原線に乗車します。福井周辺では北陸新幹線延伸に伴う工事がかなり順調に進んでいました。
勝山から福井に来るのと同じくらいの所要時間で三国港に到着です。もう少し足を伸ばせば東尋坊などの観光スポットにアクセスすることができますが、今回は旅行ではなく”遠征”ですので足早にUターンしました。
こちらの路線には行き・帰りともにアテンダントさんが同行していたのが特徴的でした。三セクなどにありがちなテープによる自動放送などよりもずっと良い印象を覚えました。
さいごに
もう1つの路線については特に見所もないのでカットさせて頂きました。
それでは。
九頭竜湖を目指します(2019年末旅行⑨)
小浜線にて若狭湾を横断し、福井県の敦賀までやってきました。下の写真が乗ってきた車両なのですが、真ん中にドアがあったような跡があります。一体何に使われいたのでしょう?
3年と少しで金沢からここまで北陸新幹線が延伸されるようです。確かに駅は絶賛リニューアル工事中で、延伸開業後に来る頃には在来線ホームの様子も様変わりしていることが予想できました。
待合スペースが別にあるとはいえ、1席を丸々使用して恐竜の銅像を飾るとはなかなかやりますね笑。
福井行きとして大阪近辺でよく見る車両がやってきました。細かい話をするとこちらは両直流に対応しているという特徴がありますが、カラーリング以外は関西圏の新快速と変わらない気がしました。ここから車両編成数が6両と一気に増加しましたが、どの車両も混雑しており、福井到着直前には自分の隣にも人が座ってくるくらいになりました。
福井で10分ほどの乗り換えののち越美北線に乗車しました。出発時間ギリギリの乗車だったためロングシートしかあいていませんでしたが、さすがに終点の九頭竜湖まで乗車する人は自分含めてたったの2人でした。越前大野周辺で周囲が盆地となるのですが、終点に近づくにつれどんどん山の中に入っていきました。
本旅行の計画段階ではバス&徒歩で岐阜県へと抜ける長良川鉄道に(まさしく未成区間を保管する形で)乗車することも考えましたが、実行するに当たっての時間的ハードル、また長良川鉄道にて美濃太田到着した後の鉄道路線の選択肢があまりにも多かったため、今回はスルーという結論に至りました。
山陰を旅行しているとき以来の運行本数の少なさです。九頭竜湖と福井を結ぶ列車はわずか4往復のようです。うち1往復は途中の越前大野止まり。僕は越前大野行きの最終列車に乗車して越前大野にある宿に向かいました。
本日のお宿はこれまでの中で一番高かったのですが、そのおかげで一番広い部屋になりました。ビジネスホテルと聞いていたのでもう少し狭い部屋をイメージしておりました。
さいごに
九頭竜湖や越前大野周辺では日陰になっているところに少しだけ雪が残っていました。夜中には降っているのかもしれませんね。
それでは。
福井県に上陸します(2019年末旅行⑧)
昨夜到着した時点で気づいていましたが、福知山駅前にSLが展示されていました。転車台ごと展示されていて結構迫力があります。ちなみに、運転手はサンタクロースでした笑。
昨日は豊岡から丹鉄に乗車してしまったので、福知山から豊岡の間は未乗車のままでした。そこで、豊岡まで足を運びに行きます。
播但線も未乗車の区間があったので少し寄り道してみることにしました。目の前には昔機関庫として使われていた建物が建っていました。どうやら明治45年に建てられたものだそうです。経年劣化か台風の影響か分かりませんが、6年前の写真と比べるとだいぶ様変わりしているようでした(参考リンク)。屋根が見事に消失し廃墟っぽさを増しています。
播但線のディーゼル区間が未乗だったので寺前までやってきました。JR西日本産は地方だと結構昔の車両を使っているのですね。東京だとこの年代の車両はまず見なくなりました。
帰りの車両は1両増結されるようですが、食パンのような顔立ちの汽車がやってきました。何かの改造車のように見えますね。
そんな食パン顔の列車ですが、車内は至って普通でした。
寺前からは一度来た道をUターンする形で福知山まで戻りました。朝早くから活動したことで少し時間に余裕があったので寄り道をしながら、舞鶴方面に向かいます。道中では虹を拝むことができました。
東舞鶴駅ではまたもや乗り換え時間に余裕があるため少し散歩をしてみました。この中途半端な道幅の道路、分かる人には分かる跡地です。
そんなわけで北吸トンネルにやってきました。戦時中は東舞鶴駅と舞鶴鎮守府を結ぶ鉄道(おそらく貨物?)が走っており、現在ではその廃線跡が遊歩道として再活用されています。
現在では普通に市民のランニングコースとなっていたようでしたが、煉瓦造りのトンネルは今でも健在です。天井は補習の関係からか、コンクリートで覆われていたようですが。
ほどよく時間が潰れたので小浜線に乗車して敦賀に向かいます。結構匂いが立ってしまったので車内でコーヒーは空いているときだけにした方が良いかもしれませんね笑。
さいごに
大阪、兵庫、鳥取、京都を駆け抜けてようやく北陸地方である福井に入りました。この日は福井の僻地を目指していきます。
それでは。
3日目の最終目的地、福知山へ(2019年末旅行⑧)
3日目の宿は福知山に取っています。一般の人であればおとなしくJRに乗って福知山に向かいますが、僕は乗り潰しを目的に兼ねているので京都タンゴ鉄道を経由して福知山に向かうことにしました。T字形の路線図になっているタンゴ鉄道ですが、効率よく豊岡=>西舞鶴=>福知山と回ることのできる路線があったのが非常にラッキーでした。ただ予想外なことに、時間が遅すぎたためか窓口が閉まっていて一日乗車券を買えず、通常運賃での乗車となってしまいました。1日目でも少し触れましたが、18時過ぎになって1日乗車券を買う人なんて普通はいませんからね・・・。
外装に型式番号や地名をモチーフにしたデザインがされているので、まさかと思いましたがやっぱり水戸岡デザインの車両を当ててしまいました。とはいえ、一部分のリニューアルだったからか、床板とドア付近くらいしか独特の雰囲気を感じられませんでした。
折り返しの列車まで1時間ほどある(設けた)ので西舞鶴でご飯休憩です。温かくてそれなりにお腹にたまるもの、そこでピンときたのが中華料理でした。味は美味。ただ周囲の人たちから漂う煙草の煙の密度が食事どころではありませんでした。おそらく自分の巡り合わせが良くなかっただけだと思いますが・・・。
到着した列車のせいで見えませんでしたが西舞鶴にはタンゴエクスプローラーが停車していました。廃止されたと思っていましたが今でも時折臨時列車として運行されるようです。それにしても、もう少し車両のメンテナンスをしておかないと、金をもらって運行できないのではないでしょうか・・・?
西舞鶴からは特急料金不要の快速列車に乗車して終点の福知山まで移動しました。そのとき乗車した車両がデビューして半年ほどの最新車両だったようで、窓側に充電用のUSBポートが用意されていました(参考リンク)。
1&2日目ほどではないですが駅チカのお宿を調達しました。忘年会仕様の特別料金で泊まれることができ、お得に滞在できました。
さいごに
3日目はそれなりに移動したはずですが、実はここまでは大阪から電車で1本で来れてしまう距離なんですよね。東京までの道のりはまだまだ長いです・・・。
それでは。
鳥取県の鉄道をコンプリート(2019年末旅行⑦)
若桜からの帰りの鉄道ですが、鳥取方面に1両増結されて2両編成になりました。外観は行きの車両がバイクのハヤブサのラッピングをしてあったため(途中に隼という地名がある)、いくぶんかまともに見えました笑。
車内に入ったら木目調の内装、そしてテーブルと机上に丸っこい出っ張りが。ここに来ても水戸岡さんデザインの車両を見ることになるとは思いませんでした。確かに、内装は良くできていて心地よく過ごせる車内空間なのですが、九州の人間にとっては特別感が足りないような気がします・・・。
第3セクターの若桜鉄道ですが、JRの鳥取駅まで運行されており大変便利でした。互い乗り継ぎにかかる時間を考慮しなくて良いのは大変助かりました。鳥取からは浜坂行きの山陰線に乗車して東の方に進みました。
山陰本線になってからだいぶ1駅ごとの駅間距離が長くなったように感じます。鳥取からの汽車に乗車して45分ほどで終点の浜坂に到着しました。なお、豊岡までJRに乗車するのですが、この浜坂に行く道中で鳥取県の鉄道をコンプリートすることになりました。特急列車で大半の部分を乗り潰したので、そんなにつらくありませんでした。1日に5本しか列車が走っていない路線を含んでいる岡山県よりはずっと楽でしたね笑。
豊岡まで来ると少し都会になった印象を覚えました。豊岡周辺は鞄が有名だそうで駅構内には下の写真のようにショーケースに入れて展示されているのですが、 展示方法がチープなせいか国際空港の税関にある偽ブランド品の展示品と大差ないように見えてしまいました(失礼)。クオリティが高い分そういう風に錯覚してしまうのかもしれません・・・。
さいごに
乗り潰しをしていくと18切符旅行中に以外と私鉄に乗っていることに気づかされます。豊岡到着の時点で日が暮れてしまいましたが、もう1社私鉄に乗って3日目の最終目的に向かいたいと思います。
それでは。