おりじゅのブログ

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中室牧子・津川友介 『「原因と結果」の経済学』を読んで

久しぶりに本を読んだので、本日はその感想について書こうと思います。本日読んだ本は『「原因と結果」の経済学』(ダイヤモンド社)という本です。

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「原因と結果」の経済学―――データから真実を見抜く思考法

「原因と結果」の経済学―――データから真実を見抜く思考法

 

 

感想

本の主題は①相関関係と因果関係の区別をする、②いくつかの手法から因果関係のあるデータを作るというものです。

 

本の序盤は相関関係と因果関係の違いが説明し、情報の受け手としての心構えを教えられるだけでしたが、2章3章と進んでいくうちに徐々に因果関係があることを示すデータの作り方(作り手としての視点)を学んでいくことになります。章が進む毎にサンプルのデータに現実味が生まれ、徐々に理論から実践へと話が進んでいくのが興味深いです。

 

統計を使った研究で、エビデンスにいくつかのレベルが存在することは初耳でした。統計を取る上での根本的な考え方は一貫していながらも、自分が置かれた環境毎に異なった因果関係の調査法があることに驚きます。

 

 

さいごに

とある授業のレポート作成のためだけに読んだ書籍でしたが、思ったよりも面白く、また将来役に立ちそうなデータの見方・取り方が書かれていました。売却せずに家に保存しておこうと思います(今まで僕は本を売却したことはありません)。

 

それでは。

 

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