おりじゅのブログ

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斉藤美奈子 『学校が教えないほんとうの政治の話』を読んで

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一応レポートの課題図書なので、本の構成だけざっくりとだけ紹介させていただきます。今回読んだのは『学校が教えないほんとうの政治の話』(ちくまプリマー新書)という本です。

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 (↓のアマゾンリンクを調べたら第二候補に『学校が教えない日本史』という本が・・・)

 

結論から言えば、買って後悔しないレベルの本です。戦後から今の第二次安倍政権までの政治・経済の流れが簡潔にまとまっています。文体も口語調になっているので普通の新書よりも圧倒的に読みやすいです(中学生でも十分読める内容です)。うっかりすると、このブログの文章よりも読みやすいかもしれません笑。

 

(大学1年の前期に受講した)政治学の副読本として岩波新書の『戦後政治史』を読んだのですが、この本はそれを一段階簡単にしたものです。どちらの本にも類似したキーワードが出現していたので、気になる方はそのどちらかを購入するといいかもしれません。

 

トピックは体制派と反体制派、資本家と労働者といった二項対立式になっており、各チャプターの分量も30ページ位でまとまっているので既に知っている部分であったり、わかりにくかったりする部分については飛ばし読みしても差し支えはないでしょう。

 

さいごに

プリマ-新書(高校生向けの新書)ということで少し舐めた態度で読み始めましたが、教養のない自分には初耳なことが書かれていたので割とためになった一冊でした。

 

それでは。