「しまかぜ」に乗車してきました。
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昨日の投稿で申し上げていませんでしたが、今回の遠征の目的は近鉄のコンプリートを達成することです。前回、出町柳ではなく七条駅で下車したと書きましたが、それは近鉄の週末フリーパスを購入する必要があったからです。このフリーパスは使用開始日の前日の23:20までに購入しておかなければならず、出町柳到着後では間に合いませんでした。この日に買えないと今後の予定が全て台無しになるため、やむを得ず七条駅からバスに乗車して京都駅へ向かったというわけです。それでも発売終了10分前だったのでだいぶ焦りましたが笑。
初日は昨日までの合宿の疲れも残っていることから、スタート時間を予め決めておかないことにしました。そのため旅程についても、もちろん決まっていません。ひとまず近鉄京都駅から奈良方面に向かうことにします。使用するフリー切符に特急券は含まれていませんので(別途購入が必要)、急行列車に乗車して南下していきます。
奈良に到着。観光客の方であれば、鹿と戯れたりお寺の参拝に行かれることでしょうが、お出かけの目的が違う僕はすぐに折り返しの電車に乗ります笑。
せんとくんを久しぶりに見た気がします。
大和西大寺にて大和八木方面の電車に乗り換えます。写真の特急電車は特に関係ありません。
平端で乗り換えをして天理まで行った後、再び南下して橿原神宮前までやって来ました。2日目に名古屋を出発して吉野方面に行く予定を何となく立てていたので、1日目にここまで来る必要はありませんでした。
今のところ各電車・路線の乗り換えがスムーズに行ったので時間に余裕がありました。そこで一気に1日目の宿泊予定地である名古屋に向かわず、賢島と伊勢に寄り道をしてから名古屋に向かうことにしました。沿線に見所がなさそう&賢島まで鈍行で行くハードルが高かったため、大和八木から賢島へは特急のビスタカーに課金することにしました。オンライン上で特急券を手配可能なので、乗り換えの合間に座席を確保しました。
賢島に到着。2階席の高さが思ったより低く、見る眺めに良さを感じることはできませんでしたが、しまかぜが並んでいるところを見られたので良しとしましょう。
ビスタカーに乗車したもう一つの理由、それは・・・
賢島から折り返す際にしまかぜに乗車できるからです!正直この電車に乗れたことは予想外でした。
シートのレベルはグランクラスにも匹敵するものがあります。今回は先頭車両のできる限り前の座席(当日なので最前列の確保はさすがに無理でした)に座ることにしました。
より新しいJR四国のグリーン車よりも、こちらのシートの方が優れていた印象です。手に触れるほとんどのパーツは革か金属で出来ており、車内は革の匂いが充満していました。電動のランバーサポートやブラインドが付いている電車は今回の乗車が初めてです。
参考:
車内販売と食堂車のメニューが各座席に備わっています。価格は"しまかぜ"価格ですが、この列車に乗られるような乗客の多くはそんなこと気にしないのでしょう・・・。この車両にはカフェテリアも併設されていますから、その付加価値に見合った価格設定をしているのかもしれませんね。
出発してすぐにアテンダントさんから乗車証明書とおしぼりをいただきます。おしぼりがコットン製で力を加えても破れなかったのは地味に驚きました(確か新幹線のグリーン車でもコットン製のおしぼりを使用していたような気がします・・・)。
ノイズキャンセリングでも働いているのかというくらい無駄な走行音がしない車内でした。そのせいか、車内アナウンスも大変クリアに聞こえてきます。
終点にはほど遠いですが、予定があるので伊勢市駅で下車しました。特急料金がざっくり通常のそれの2倍したのですが、その価値はあったといえます。
さいごに
伊勢市で下車したということは、もうお分かりかと思います。
それでは。