ハノイの軍事歴史博物館に行ってきました(旅行6日目③)
収容所を訪問した後は、軍事歴史博物館へと行きました。場所は早朝に訪問したホーチミン廊のそばにありますね。
入館料40000VND(≒200円)を払うといくつかの建物を見学することができます。
最初の建物は中国とベトナムが戦争していたときの展示。ここは大したものも展示しておらず、なおかつ英語の説明もあまりなかったので興味はわきませんでした。
2番目の建物ではフランスとの独立戦争や第2時世界大戦中の資料を展示しているはずですが、メンテナンス中のため観覧できず。。。
そして3番目の建物はベトナム戦争(ベトナム対アメリカ)の展示を行っていました。年代が一番近いこともありますが、やはりここの資料の数がダントツで多いですね。
おそらくソ連の戦車かと。そして、戦車を取り囲むように両軍の陸軍が使っていたであろう兵器が並べられています。
それ以外にも12.7ミリのマシンガンや、
塹壕戦の模型の展示もありました。米兵は体格が大きすぎたからベトナム兵の地下トンネルに入れなかったとか。確かクチトンネルという本物のトンネルが今も残っているので、南部に行ったときには行ってみたいですね。
屋外には歴代の空軍と海軍の兵器が展示されています。蜘蛛の巣一つ貼っていない良好なコンディションで保存されいていました。この展示の中でもインパクトがあったのは、当時の米ソの最新鋭機が両方揃っているシーンですね。アメリカのF-5戦闘機とソ連のMig-21戦闘機、この両者が隣り合っている博物館は世界広しといえどここだけではないでしょうか。
他にも代表的な展示として、B-52爆撃機の残骸が展示されていました。彼らにとっては、ベトナムを守ったというシンボルになっているのでしょうか?
その後は国旗掲揚塔を登ってみます。
登って塔の近くまで来るとわかるのですが、結構な落書きがあります。日英中韓の落書きは少なくともありました。
なお、塔のてっぺんまでは登ることができませんでした。一番上の四角形の部分までが見学者の登れる限界地点です。
さいごに
ミリタリー好きなら1,2時間は余裕でいられるくらい現物が残っていた博物館でした。もう少し勉強(?)してから来たほうが良かったかもしれませんね。
それでは。
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