おりじゅのブログ

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法学入門の授業の感想(第二回)

授業もいよいよ2週目。本格的に講義のトピックがスタートした。

 

法学部1年の要の講義の法学入門も2回目。

 今日は、僕の担当教員のツイートにもあるように、法学入門の感想を書いていきたい。

本当はこのツイートにリプライして、それで終わらせるのでも良かったのだが、百数字程度では感想もへったくれもないのでこのブログに感想を残すことにする。

”内容には”忠実

この講義の授業では事前に教科書が指定されており、今日はこの教科書のほんとにほんとの第1章の流れに沿うように話が進められていたと思う。教科書の基礎部分を半分ほど読んでの判断に過ぎないけど。

 

つぎにこの講義の流れだが、「法とは何か」という回答困難な質問に対し、「法とは○○がある」という要素のいくつかを検討して、法の定義の道筋を作り上げていった。この際、良かったのは法における要素の独自性を批判している内容の検討(例えば規範の中のAという要素は道徳規範や宗教規範にも含まれているのではないか等)がなされているのはよかった。批判を検討しながら答えのない回答を模索していくプロセス、受験期に見たマイケル・サンデル氏の授業の方式に似ている。やはり法学・政治学を考える上でのプロセスというのは人を問わず似てくるものなのだろうか・・・。

www.youtube.com

なお、動画は約2時間とかなり長い。しかもこの動画は全6部ある。時間のあるときに見てみるとよい。僕の伝えたいことが少しはわかるはず。

少し気になった点

大人数で行われる講義でありながら、わかりやすい講義を行う僕の先生は確かな実力を持っていらっしゃると思う。学術的な本(教科書)の文章をうまく口で説明することは確かに難しい。だが、悪い点があったのも事実で、もっと生徒に宿題以外でも物事を考えさせる質問を投げかけてほしいと思った。トピック内の教科書からはみ出た問いがあればなお良かった。そのようなクエスチョンを与えてくれるだけでも、好奇心を刺激される分講義をただ聴いている学生側にはありがたい。

 

この授業以外の話にもなってしまうがアクティブラーナー、主体的学習を学生に推奨している大学側・教授側には、果たして本当にそのようにさせる気があるのだろうか。結局やっている講義の中身は他の大学と大差ないのではないだろうか。スローガンだけ変えて講義の中身はそのままなのだろうか。やっぱり大学らしく()、なるもならぬも学生の自己責任で終わらせてしまうのでしょうか。

 

さいごに

授業を終えて僕が感じた満足な点・不満な点はそんなところである。来週も授業の内容について行けるようにしていきたい。

 

それでは。

 

翌日の投稿:

hanoian.hatenablog.com

 

昨日の投稿:

hanoian.hatenablog.com