法学入門の課題の解き方と法学入門を終えて(第3回)
はじめに
そういえば、買った本(『憲法主義』:南野森 著)に直筆のサインをいただきました。たいへんうれしい。
今日の授業はどうなのよ?
先週はこの講義について、文句をたれていた僕でしたが今回の授業は楽しみながら講義を聴くことができました。というのは、やっぱり課題があったからでしょうか。最初は1問だけかと思っていましたが、あとでHPを見ると3問に増えていました。
そして講義では、前日までに自分なりに考えた課題の回答を見直し、合ってたら喜び違ってたら赤ペンで修正する。このプロセスって実は結構楽しかったりします。図書館で文献漁った甲斐がありました。1問につき、5冊を目安に漁った気がします。
ググんないの?
はい。実は大学で出る課題を安直にググることをしないようにしてます。とはいえネットの利便性も否定できない点があることは承知しています。実際、法律等の条文は紙よりも素早く調べられるイーガブというサイトを利用することはありますし。
やっぱり、個々のリソースというのは紙にせよサイトにせよ誰かが書いたことに変わりはありません。ならば、専門家が書いたことが明確である図書資料を使わない理由がないです。あと、法律系の情報を紹介するサイトは総じて営利目的のものが多いんですよね。営利目的のサイトが出す情報を鵜呑みにしても良いのかという疑問が残ります。そんなわけで、課題をやるのは図書館で。大学生らしいと言えば大学生らしいですね。
でも、図書館でどういう風に課題をやっていくのさ?
講義で出た課題の回答内容は個々には掲載しませんが、僕なりの課題の進め方を個々に記録しておきます。
- 課題テーマに関する教科書のチャプターを読む (刑法・民法の問題の捉え方をここで理解する)。
- 教科書に書かれている参考文献の中から関係しそうなものを発見・選択する。
- 参考文献の該当しそうな部分だけを読み、そしてさらに関連しそうなキーワードを発見する(例えば親告罪について参考文献を読むと「告訴」と「告発」というフレーズが出てくる)。
- (参考にならなさそうだったら、キーワードを元に図書館で検索をかける。)
- 参考文献の中で答えになりそうな文、段落はこのときノートにメモを取る。
- いくつかのメモを参考に自分の言葉で課題に回答する。
じっさいこのプロセスを踏んだことで、講義で理解できない話がないぐらい、講義の理解が深まるかと思います。ぜひお試しあれ。
それでは今日はこの辺で。
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