おりじゅのブログ

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英語雑誌から気になる部分を解説(第7回)

今週は紙の雑誌が図書館で手に入りましたので、そこから面白そうなニュースを発見することにしました。なお手に入れた雑誌は『TIME』の8月6日号(No.192)です。

 

メジャリーグファンの高齢化問題

 一週間ほど前に野球観戦に行ったので野球に関する話を書こうと思います。この『TIME』という雑誌はアメリカですから、この雑誌のニュースには時たまメジャーリーグに関するものもあります。今回の雑誌では、若い人がメジャーリーグの試合を見なくなり、徐々に観客の平均年齢が上がってきているという記事が掲載されていました。実際、バスケットボールでは観客の平均年齢が42歳なのに対して、野球では57歳だそうな。

 

若い人が野球を見なくなっている理由は2つあります。野球では特典が入る場面が少ないこと、そして試合時間が長いことです。打者が3回に1度しかヒットを打たないようでは、若い人たちは1分間に1度は得点が入るバスケットボールに関心を向けてしまうでしょう。また1試合3時間もかかるというのも、若い人たちが試合観戦に飽きてしまう要因の1つになっています。

 

もちろん運営側も試合の時間を短くする努力をしています。運営はカウントダウンをするタイマーをディスプレイに表示してイニングとイニングの間の時間を極力短くしたり、スマートフォンを通してユーザーがチームのベンチや動画を見ることができるようにしています。 しかし試合時間を短くできているとはいえ、短縮時間は7分ほどです。それよりもあえて時間の制約を設けず、選手にのびのびと精神的余裕を持ってプレーさせたほうが野球の試合が面白くなるのではと言う意見もあります。実際記者の方がデジタル機器で野球を見る10代20代の人たちにインタビューを行ったところ、彼らは試合のハイライトしか見ていないそうです。

 

また、ギャンブルが合法化になることも野球の観客の動向に変化をもたらすかもしれません。2018年5月14日に最高裁判所アメリカの全ての地域でスポーツの賭博を認めました。ギャンブルというところから若者が野球に再び関心を向けるかもしれませんし、もしくは試合のスコアを見るだけになってしまうかもしれません。ギャンブルがそれぞれのスポーツにもたらす影響は詳しくはわかっていません。

 

さいごに

僕も野球に限らず他のスポーツの試合もハイライトだけ見て満足していたりするので、どうやって観客を会場ないし試合中継に呼び戻すのかについてはとても気になりますね。ヤフオクドームでもやっていましたが、やはり運営側は観客参加型の盛り上げをする必要があるのではないでしょうか。

 

それでは。

 

翌日の投稿:

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昨日の投稿:

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