新聞記事で気になったものをピックアップ（第29回）

投稿するネタがあるものの、それを書く暇がないというのが現状です。。。実際今日もここで報告できるようなとあるアクティビティをしてきたところです。

とはいえ、さすがに新聞について1ヶ月なにも書かないのは良くないので、ピックアップしておいた記事をそろそろ投下しておこうと思います。今回は12月4日から12月11日の記事からピックアップを行いました（お恥ずかしながら去年の記事です）。

記事一覧：

• ドライブレコーダーの出荷数(12月4日、1面)：昨年10月の東名高速道路で、あおり運転が原因の死傷事故が発生して以来、事故前と事故後でドライブレコーダーの出荷台数が倍増したことが分かった。レコーダー設置の目的はあおり運転対策ではなく、事故やトラブルが起こった際の状況の把握が一番の目的と考えられている。(カメラをつけるというちょっとした行動でも、いざというときには重要になりますよね。先の東名での事故は自動車に乗ったときのトラブルが起きたときの恐ろしさを多くの人に印象づけたのだと思います。)

• 今なお続くベトナムでの枯れ葉剤の影響(12月5日、10面)：ベトナム戦争時に米国が散布した枯れ葉剤にはダイオキシンが含まれており、そのダイオキシンを含んだ水や食料を住民が食べてきた結果、300万人近い人が死亡又は重度の障害を持ってしまっている。ベトナム政府は現在、ダイオキシンによる被害を受けた人のための支援金や制度を作っている。ただ、現在でもその地域で障害を持って生まれてくる子供たちがいるのかについては、まだ分かっていない。(一応補足しておくと、現在米国はベトナム政府に対して毎年数百億円規模の金額を枯れ葉剤対策のために無償で提供しています。実際、ベトナム中部の都市ダナンでは土壌の除染を完了させています。今後数十年も枯れ葉剤の影響が残っているのは確実でしょう。)

• AIが俳句を読む(12月5日、夕刊1面)：北海道大学の川村秀憲氏が開発しているAIは1秒間に40もの俳句を生成することができる。実際に北海道の俳句の大会でそのAIソフトを愛媛の俳人チームと対戦させてみたところ、5つの俳句の総得点では俳人チームに敗れたものの、Aiが作成した俳句の1つが最も評価を得るという結果を残した。今後は人間がいいと思う俳句を把握していく計画だという。(AIが人々がどのような表現を良いと感じるのかを学習できれば、その研究成果は俳句だけでなく他の分野でも応用することができそうですね。宣伝のキャッチコピーとかが考えられます。)

• パラリンピック競技のための専用体育館(12月7日、17面)：品川区の船の科学館の敷地内に建設された障害者スポーツ専用の体育館「パラアリーナ」の利用率が常に90％以上の利用率を誇っている。車椅子用に通路を幅広くしていたり、出入り口の扉を開けやすいようにするといったデザイン上の工夫が施されている。また、障害者スポーツの競技団体に登録されていれば、個人でもこの施設を利用できるのも特徴だ。(東京でこうした施設の成功例ができたのは喜ばしいことだと思います。今後大阪や名古屋といったそのほかの都市にもこういった施設ができるといいですね。)

• カタカナ交じりの駅名(12月7日、25面)：品川と田町の間に誕生する山手線の新駅の名前が「高輪ゲートウェイ」に決定した。8398件もの「高輪」という駅名の応募を36件の「高輪ゲートウェイ」が上回った形だ。今回の選考は多数決ではなく、応募されたものすべてをみて選考委員が最終決定をするという形をとっているが、駅名決定までのプロセスや駅名の長さといった点が問題視されている。(百何十位番目に投票が多かった駅が選ばれたというのはいささか投票の意味が無かったのでは無いかと感じさせてしまうのではないでしょうか。個人的にはゲートウェイという単語、あまり一般的には使わないような気もするのですが。。。)

• ゴーン前会長の拘置所生活(12月9日、32面)：現在ゴーン前会長は東京拘置所で、3畳の部屋で週2回の入浴、月に1、2回程度のパンの食事という環境に置かれている。また、ゴーン氏の取り調べの際には弁護士が同席できない。現在ゴーン氏はこのような拘置所環境下で差し入れられた本や翻訳された日本の新聞記事などを読んでいるという。(数年前、国連の拷問禁止委員会の場で日本は、刑事司法が中世並みだという批判をアフリカの国から受けてましたが、現在も相変わらずのようですね。マスコミの中でも拘置所の環境の劣悪さが問題として大きく取り上げられていないことを考えると、まだまだ改善の見込みはなさそうですね。)

さいごに

明日は久しぶりに飛行機に乗って、福岡を離れる予定です。

それでは。

翌日の投稿：

昨日の投稿：

hanoian.hatenablog.com