新聞記事で気になったものをピックアップ(第8回)
今回は7月8日から7月14日までの記事の中から絞りました。これまで通り、括弧内には僕なりに感想を入れています。
記事一覧:
- 日産、燃費データでも改ざん(7月10日、9面):昨年無資格検査が問題になった日産自動車だが、別の検査でデータの改ざんが明らかになった。日産がデータを改ざんしたとされるのは測定した条件や排ガスの成分のデータで、いずれも基準外だった数値を基準内にしたとされる。(改ざん前の数値がたとえ基準内だとしても不正は不正ですよね。この企業の問題に対するとらえ方がよくわかるニュースです。)
- 改正組織犯罪処罰法(共謀罪)の検察受理件数ゼロ(7月11日、3面):共謀罪は施行されてから1年が経過した時点で、この法律を適用した事件は警察などから検察に受理されていない。(反対の声が大きかったからこそ、同法の適用がなかなかできなかったのではないかと思います。)
- 雇用期間に上限を設ける大学多数(7月12日、24面):労働契約法が改正されて、5年以上の有期雇用契約を結ぶと無期契約を労働者が求められるようになったことにより、各大学で教職員の雇用期間に上限をもうけるいった雇い止めが相次いでいる。(自分の在籍している大学も他人事ではないですよね。研究の成果を出していくには研究者の安定はやはり大事だと思いますよ。)
- 避難所での段ボールベッド(7月13日夕刊、7面):豪雨の影響を受けた西日本地域では、避難所の一部に段ボール製の簡易ベッドを置く動きが進んでいる。ベッドマットの下に段ボールを置くだけではあるが、その効果として避難者がベッドから起き上がりやすくなったり、睡眠時に床にたまったほこりを吸引することがなくなるようになった。(このアイデアは素晴らしいと思います。段ボールは調達しやすいですし、折りたためば現地に大量に輸送することができますから。また使用後は資源ゴミとして再生できますし。)
- タイのサッカー少年たちが生還した理由(7月14日、11面):タイの洞窟でサッカー少年全員が救出された。彼らは洞窟に探検に行く前にあらかじめ30袋以上のスナック菓子や大量のジュースを買い込んでいたため、食料品を互いに分け合うことで1週間近く生き続けることができた。(何らかの食料は持っていたとは思っていましたが、ここまで買い込んでいたのなら長期間の生存もうなずけます。助かって何よりです。)
- 法務省が建設関連会社に外国人実習生の受け入れ停止処分(7月14日、33面):ベトナム人の外国人実習生に福島第一原発での除染作業をさせたとして、法務省は盛岡市の建設関連会社に対して5年間の外国人実習生の受け入れを停止させる処分を決定した。(ベトナムに原発がない以上、技能実習も何もあったものではありません。日本の企業側の制度の悪用ですね。)
最後に:
明日は部活のイベントがあるので、明日はその報告でもしようかと思います。
それでは。
翌日の投稿:
昨日の投稿: