ついに四国に上陸します(旅行3日目②)
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三次駅。その気になれば、出発地点の福山駅から福塩線を乗り継いでいくことでも到達できますが、この先のダイヤがあまりにも悪いので回り道しても問題ないと判断し、広島回りでやって来ました。
駅構内は昔から変わっていないようですね。
三次駅はもう鉄道駅でなく、バスターミナルかもしれません。
新見方面の車庫から、乗る予定の列車がやって来ました。
備後落合行きに乗って終点まで向かいます。この列車、まさかの前者ロングシートでした。それに加えて冷房は微風でトイレが機能しておらず、駅に停車するごとに室温が徐々に上がっていきました。1日目の山陽本線(新山口~岩国)のときに勝るとも劣らないレベルのしんどさでした笑。
終点の備後落合駅は今乗ってきた芸備線の新見方面への列車&木次線に乗り換えることが出来ます。本来の予定では宍道から木次線に乗って当駅に到着する予定でした。
小さな木造駅舎ですが、観光客向けの情報が充実していて約15分の乗り継ぎも退屈しません。また、山間の駅ということでだいぶ涼しく、水道管も冬季の凍結に備えた構造をしていましたね。冬は雪でも降るのでしょうか?
次に乗る列車が背後からやって来ました。
降りてきた方は乗るのと撮るのが大好きな同業者(?)が多かったです(雰囲気が違うのですぐに分かってしまいます)。早速、こちらの折り返しの電車に乗っていきます。先ほどとは違ってトイレも冷房も機能し、しかもボックスシートを備えていました。
備後落合~新見間を走る列車は一日にわずか3往復のみ。どんなに急いでも朝の便には間に合わないので昼のに乗らざるを得ません・・・。
路線の大半は携帯が圏外になっていました。ここまで景色が緑色一色だと、もはや笑えてきます。
新見で昼食を調達しようと思いましたが、行こうと思っていた飲食店がお盆休みで軒並み休業でした。仕方がないので、その辺をお散歩します。
時が途中で止まったかのような電気屋の前には、これまた時が止まったままの乾電池の自販機が。
新見から津山間は先ほどの汽車を利用するようでした。なお、津山駅にはどうやら鉄道の記念館があるようで、乗り換え時間と到着時間を調整しなかった(できなかった)のが悔やまれます。しかし、再びこの地を訪れる予定がないわけではないので、次回は「津山まなびの鉄道館」を訪れることにしましょう。
B'zのメンバーの一人が岡山の出身であることは何となく知っていましたが、ここ津山の出身だったんですね。
そろそろ日が暮れてきたので山陽の方へと向かいます。津山線を利用して岡山へ。ちなみに、途中で日が完全に沈んでしまったので景色という景色は楽しめませんでした。1時間半の間に岡山周辺で食べられる晩ご飯のお店を探しつつ(所々圏外になるので簡単ではなかったですが)、終点まで乗車します。
岡山に着きましたが、結局あまりお腹が空いていなかったようなので晩ご飯をスキップして、次の経由地の宇野に行くことにしました。
宇野からフェリーで四国に上陸することも考えはしましたが、時間と景観が良くないので大人しく青春18切符を使って、瀬戸大橋で四国に上陸することにします。
茶屋町までは先ほどの折り返しで、ここから高松へと向かうマリンライナーに乗車していきます。
駅名盤に中国語でも韓国語でもなく、フランス語を掲示する意図とは・・・?
今回は青春18切符ですので、マリンライナーの展望席には座れません・・・。とはいえ、ディーゼルカーが多かったこともあって、この電車のスピード感を楽しむことができました。あっけないくらい簡単に高松までたどり着いてしまいましたね。ほとんどの乗客が地元民なのもうなずけます。
ホテルは翌日の利便性を考慮して駅前のホテルをおさえました。
別館ということもあって建物の入口がもの寂しげな様子。
さいごに
本日の移動区間はこんな感じでした。移動距離は448キロでした笑
3日目までは鈍行で旅をしてきましたが、明日からは特急乗り放題の切符を使用して、使用可能な区間ではガンガン特急列車を使っていきます。
それでは。