春休み後半の旅行を振り返る(D&S列車に乗る①)
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前回行った北九州小旅行は日帰りでしたが、今回の旅行は3日間かけて九州南部を周遊してきました。
旅の出発地点は博多駅から。3月末となれば6時半でも十分明るいですね。
いつもは使わない新幹線の改札口から旅がスタートします。東京から引っ越してきて以来の乗車なので、かれこれ1年ぶりでしょうか。
出発まで30分ほどあったのでホームをぶらぶらします。
いつかはつばめにも乗車してみたいです。座席のシートが薄いので、乗心地が気がかりではありますが・・・。
正面から。
斜めから見るとヘッドライトが虫の目みたいで、あまりかっこよく見えませんでした。
本日乗車するのは九州新幹線仕様のN700系。九州新幹線自体初めての乗車なので、もちろんこの車両に乗るのも初めてです。
乗り込みます。
普通席とは思えない座席のゆとり。2-2の配列なので、実質グリーン車といっても過言ではありません。
博多駅を出発したら、あっという間に鹿児島中央駅まで到着してしまいました。所要時間は1時間半くらいでしょうか。特急や鈍行を使って鹿児島に行っていたことが馬鹿らしく思えるくらいの速さです笑。
1つめのD&S列車、はやとの風に乗車します。まずはこの列車で吉松駅へと向かいます。
新幹線に乗車した後ならば、この列車の座席は特筆すべき所は無いと思います。ちなみに座席を指定する際は鹿児島中央発の列車の場合、右側の窓側を取ると景色が楽しめると思います。
窓側は別のお客さんがいるので、展望スペースに陣取ることに。誰もここに来ないので、景色のいい方の窓を正面にして終始車窓を楽しむことが出来ました。
観光列車という役割もあることから、JR九州では珍しい車内販売がありました。また見所が書かれた紙も用意してあるので、鈍行で移動するよりも旅を楽しめるかと思います。
鹿児島駅を出発してすぐ、右手に桜島と海を見ることが出来ます。天気が良かったらよりいっそう景色が綺麗だったでしょう・・・。
隼人を過ぎてからは乗客向けの長時間停車が行われます。例えば嘉例川駅という無人駅に、この特急は8分ほど停車します。この嘉例川駅は鹿児島県最古の駅舎の1つで、明治時代の駅舎をそのまま利用し続けているのだとか。
実は事前予約(乗車2日前まで)を行えばかれい川弁当を注文できたと知り、若干ショックを受けました・・・。九州の駅弁グランプリで賞を取るくらいなので、おそらく美味しかったのでしょう。
その後、列車はもう一つの鹿児島県最古の駅舎である大隅横川駅にも停車しました。こちらも年季の入った木造駅舎が残っています。
こちらの駅舎の柱には太平洋戦争の時に受けた米軍の機銃掃射の痕が残っており、柱に弾丸が貫通した痕がそのまま残っていました。
田舎に行けば行くほど、自衛官募集の看板を見るのは気のせいですかね。
桜のシーズンということで、鉄道と桜を合わせた写真を撮影することが出来ました。今思えば、あの日の混雑の原因は春休みだけではなかったのかもしれません。
1時間ほど乗車し、終点の吉松駅に到着しました。そこそこの時間乗車していたはずでしたが、途中の観光案内の放送を聞いていたり、クラシックな駅舎を観光していたりしたので時間があっという間に経ってしまったように感じました。
ちなみに、吉松駅の改札外にはC55型のSLが展示されています。どの時間帯でも多少の乗り換え時間があると思うので見に行ってみることをオススメします。
運転席にも上がることが出来ます。それぞれの弁が何用なのかが説明されていて初めてSLを見る人にもわかりやすいようになっています。
再び駅構内に戻ってきたら次に乗車する列車が入線していました。
さいごに
次回は赤い列車に乗るところから報告をしていきます。
それでは。