春休み後半の旅行を振り返る(D&S列車に乗る②)
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吉松から人吉へと向かいます。1日3往復という乗車難易度の高さにこれまで乗車できていませんでしたが、新幹線を利用することで昼時に出発するしんぺい号に乗車することができました。
いさぶろう・しんぺい号に乗車していきます。
座席ははやとの風同様、特にコメントすることはありません。ただ窓側であれ通路側であれ、指定席は絶対に確保しておきましょう。自由席は客の多さゆえに地獄絵図となっていました笑。
しんぺい号は人吉駅までの見所ある各駅で、6~8分程度の観光停車を行いました。1つめの駅は真幸駅に停車しました。真の幸せと書く、大変縁起の良さそうな駅名です。
スイッチバックを行う駅ということもあってか、撮影目当てで車でこの駅に来られている方もちらほらいらっしゃいました(右端の三脚にご注目)。
真幸から矢岳の間では矢岳越えで有名な日本三大車窓を拝むことができます。こちらも天気が良かったらさらに素敵な景色を楽しむことが出来たでしょう(n回目)。
2つめの停車駅、矢岳駅ではデゴイチが展示されています。吉松駅に展示されていたSLと比較すると、あまりメンテナンスはされていないようで・・・。
そして3つめの停車駅、大畑駅の駅舎には大量の名刺が貼り付けられていました。どうやら、この駅に名刺を貼り付けると出世すると言われているようで・・・。
中の人はそういうのにあまり興味が無いので、駅の周りの桜の札絵に夢中になっていました。
下のような写真が撮れたので、デュアルレンズを搭載したスマホを買って良かったなあと思いました。
1時間ほどの乗車ののち、終点の人吉駅に到着しました。この後やませみ・かわせみ号に乗車するのですが、1本後のに乗車するのでとりあえず今は見送ります。
人吉駅で昼食を取った後、人吉城跡を見学し、温泉に入りました。公衆浴場ですら源泉掛け流しだったので、人吉に行ったら温泉を訪問するべきでしょう。
空き時間があるのでくま川鉄道に乗車しちゃいました。田園シンフォニーという名称はどこかで聞いたことがあったのですが、くま川鉄道を走る列車の名称だったのですね。
デザインがなんとなく水戸岡さんっぽいなあと思っていたのですが、案の定デザイナーは水戸岡鋭治さんでした。
テーブルのデザイン、完全にヨーロッパの列車の丸パクりでは?ドイツを鉄道で廻ったときに散々見たデザインなんですが・・・。
再び人吉駅に戻り、今度はかわせみ号に乗車です。2年前にデザインされたと言うこともあって、今までのD&S列車の中で一番デザイン的に洗練された車両でした。
川を隔てて山々を見るので迫力のある眺めを楽しむことが出来ます。道中では桜をしばしば目にしました。
車内はどこもかしこも木材が使用されています。
かわせみ号ということだけあって、壁紙にはかわせみの絵が。
八代を過ぎたあたりから速度を出し始め、あっという間に熊本駅に到着しました。
おまけ
晩ご飯はさくら食堂という所で馬刺しをいただくことにしました。
馬刺しを堪能したので、次回は馬焼き(?)にチャレンジしてみたいですね。
駅前の東横インに宿泊しました。20階超ということもあって、静かな空間で眠れました(隣人次第ではあるかと思いますが・・・)。
さいごに
この日の移動距離は約500キロでした。
ちなみに、鹿児島中央から熊本までの乗車券は学割が適用できたり、途中下車できたりするので、まとめて一枚で発行するとお得です(特急券は窓口で個別に購入しました)。
それでは。