メルセデス・ベンツ博物館に行ってきました①(旅行4日目②)
午後はシュツットガルト東部へ移動して、とあるミュージアムを見学です。
今日はサッカーの試合だったので、駅周辺にサッカーチームのユニフォームを来た人が大勢いました。シュツットガルトは今シーズン調子が悪いのでしょうか。スタジアムに行く道でサポーターたちがデモをやっていたようですが・・・。
ビール片手にスタジアムへ行く人が多いからか、途中の道には簡易ゴミ箱が数多く見られました。(資源集めて売却するのが目的なのかもしれませんが。)
ただ、こういうゴミ箱があると飲み終えたビール瓶がちゃんとそこに捨てられ、ゴミのポイ捨てが減るんですよね。
ベンツの名前を冠したスタジアム。屋根のデザインが特徴的で、日本にはないようなスタジアムのデザインです。
本日の僕の目的はそのスタジアムのとなりにあるメルセデス・ベンツ博物館です。
入り口には車が飾られていました。
入ってすぐにももう一台。こちらは6000万円ほど(40万ユーロ)出せば購入可能なようです笑。
地下にもいくつか購入可能な車が展示されています。下の写真はSLRマクラーレン。価格は応談(ASK)となっていました。希少車かつ当時の価格が6000万円ほどだったことを考えると、現在の価格は1億円近いのかも知れません。
ここまでの展示は実は無料で見ることが可能です。ただ、7層にわたる広大な展示をここまで来て見ないという選択肢はありません。チケットを買ってミュージアムに入ります。オーディオガイド(無料)を借りるとより一層展示を楽しむことができます。
展示は上のフロアから始まり、徐々に下に降りていくという仕組みになっています。ですので、まずは下の写真のような不思議なデザインのエレベーターに乗って最上階へ上がりましょう。
一番上のフロアは自動車の発明を題材にした展示が行われています。エンジンの開発もまだ黎明期でどの車も1桁台の馬力しか有していません。
次のフロアではメルセデスブランドの誕生を題材にした展示が行われています。フロアにはデカデカと”Mercedes”の文字が。ここのフロアに展示されていた自動車はほとんどが大型の、富裕層向けリムジンでしたね。
典型的なクラシックリムジン。スペアタイヤの位置が結構好みです。
続いてベンツのトラックです。ベンツのロゴがフロントに3つもあります。結構主張が強いですね。
もう一つ下のフロアに降りて、お目当ての展示の一つを見ることにします。
見たかった展示車の一つ、300SLロードスターです。ガルウイングという特徴的なドア構造を持っていることもありますが、このフロアではダントツの存在感を誇っています。この車は現在発売されているSLクラスの初代モデルであり、最初の方に登場したSLRマクラーレンのデザインの元になった車でもあります。
ドアと座席の間のサイドシルもかなり分厚いです。ハードコアなスポーツカーに見られる特徴で、現代のレーシングカーなどではこの特徴が今でも残っています。
インテリア。写真では伝わりにくかもしれませんが、インテリアのほとんどが革張りです・・・。
後ろ姿もなかなか素敵です。
さいごに
国を問わず展示品を触ったり(ドアを開けようと試みるetc...)、展示品に触れて写真を撮ろうする不届き者がいることがちょっと残念でした。希少な車だったり、デザイン的に綺麗な車に指紋がベタベタついていることほど悲しいことはありません。
展示はまだまだ続きますが、それは次回とさせていただきます。
それでは。
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