飯田線の544Mに乗って豊橋へ(2019年末旅行⑯)
いよいよ最終日です。朝の長坂駅には霧が立ちこめていました。高尾のほうからやってきた普通列車に乗ってまずは上諏訪駅に向かいます。
今回乗車するのは上諏訪を9時22分に出る飯田線経由豊橋行き(!)の電車です。ここから同じ電車に7時間ほど乗車し続けるので、当駅であらかじめ飲食物を多めに購入しておきます。
なお、駅構内には足湯もありますが、朝で気乗りしなかったのでパスしました。
車内には同業者と思わしき人々が数名いらっしゃいました笑。この車両はボックスシートを2人がけのシートに変更することができるので、相席することはありませんでした。新宿からやってきたあずさ1号を待ち合わせますが、乗客の増加はほとんど見られませんでした。ほとんどが18切符利用者ということでしょうか・・・?
飯田線の特徴としては駅間距離の短さとそれに由来する駅数の多さがあげられます。上諏訪から終点の豊橋駅までに存在する駅数は96駅です。4分ごとに駅に停車するローカル線ということになります。南アルプスと中央アルプスの間を縫うように電車は地道に南下していきました。
天竜峡を越えた辺りで飯田線の中でも秘境駅に類する駅が一気に増えてきます。また、途中には巨大な水力発電所が存在するなど、ただの田舎ではない様相も見せてくれました。秘境駅目当てで飯田線に乗車するのであれば、豊橋から天竜峡の区間だけ乗車すれば十分だと思います。
他の路線と同じく飯田線でも途中駅で乗務員の交代があります。ただ、交代した乗務員がそのまま乗客としてその電車に乗車し続けるというのは意外な点ではないかなと思いました。
何はともあれ、定刻通り16時過ぎに豊橋に到着しました(疲れからか写真の記録はありません・・・)。ここからは、おとなしく東京方面に向かうことにします。
さいごに
僕と同じように最初から最後まで乗り通した方は6~7名いらっしゃいました・・・。日本の鉄道文化はまだまだ安泰なのかもしれません笑。
それでは。