おりじゅのブログ

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2日目の朝はレーニン廊へ・・・(2020・春のヨーロッパツアー⑨)

2日目は博物館巡りをしていきます。多少モスクワの勝手も分かってきたので、行動半径は1日目よりも少し広めにしました。

 

徒歩圏に日本のNHKに相当するイタル・タス通信社の本社がありました。ソ連時代から電信局として存在してきたようです。どうりで建物がひときわ古いわけですね(地球儀がモニュメントとして飾られている時点で何となくソ連と関連していると感づきましたが・・・)。

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モスクワ初の朝食は「Breakfast Cafe」というお店で頂くことにしました。黒色のモッチリとしたパンにスクランブルエッグを乗せ、さらにクリームチーズをかけ、最後にエビ(ベーコンも選べる)をトッピングした一皿。朝からカロリーをガッツリ取ることになりました笑。

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本日朝一のアクティビティはレーニン廊です。週に4日、開館時間は10時~13時という限られた時間しかやっていないので優先的に訪問するような計画を組んでおきました。ハノイのホーチミン廊ほど早起きする必要も、長蛇の列に並ぶ必要も無く簡単な荷物検査を受けて入場することができました。

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(ちなみに、昨日訪れたときは下の写真のように正面入り口が封鎖されていました)

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レーニン廊への道のりには指導者ないしその側近らしい人物の銅像や慰霊碑が飾られていますが、中の人はキリル文字を読むことができないのでスルーします。ロシア人の方でも大方スルーしていたので、そこまで文化的価値は高くないのだと思われます。それにしても、クレムリンの壁はとても高く分厚かったですね。登る気はありませんが、侵入できそうにありません。

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中はもちろん撮影不可ですのでレーニン廊内部の写真はありません。ただ、一つ申し上げるとすれば内部構造はホーチミン廊と瓜二つでした。もしかすると、ホーチミン廊のほうが少し大きい分内部が複雑になっているかもしれませんが、ミイラの展示方法は全く同じでした。むしろ、ベトナムのほうが当時のレーニン廊を模倣したのかもしれませんね。

 

肝心の眠っている本人ですが大変保存状態が良く、彫刻で描かれていた通りの人物が横たわっていました。このことは、彫刻に誇張はなかったといえるでしょう。死後100年近く経ってもなおこの保存状態を維持できるエンバーミングの技術に感心させられました。

 

レーニン廊を見終わった後は多少歴史的なものを見に行くためバスに乗車します。平日の昼前ということもあって余裕で席に座ることができましたね。

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さいごに

有料施設が多いクレムリン周辺ですがレーニン廊は無料で入場可能でした。

 

国の指導者として保存されていて、まだ自分が見たことのない人物は毛沢東と金正日くらいでしょうか。特に後者は見に行くハードルが高そうですね・・・(一応行っておきますが見に行く予定もつもりもありません)。

 

それでは。