モスクワ中央軍事博物館を訪問してきました(2020･春のヨーロッパツアー⑩)

クレムリンのそばから地下鉄とバスで移動し、モスクワ中央軍事博物館にやって来ました。トロイカカードを作っておかなければバスに乗ることはハードルが高いと思うので、改めて作成することをおすすめしておきます。バス停は博物館の目の前にありました。

T34戦車？

博物館にはお昼前の訪問となりました。チケットを購入する人が自分の前に数人並ぶくらいでしたので、それなりに人気があるようです。

男性＆女性軍人の像が立っています

ロッカーに上着と荷物(貴重品を除く)を置いて見学開始です。ロシア語以外による説明もないため、室内展示の内容を理解するのはかなり難しいです。オーディオガイドも確かあったと思いますが、払うかどうかはその人次第といったところでしょう･･･。

詰めこみ感がすごい･･･

各部屋の周りにはプロパガンダが貼られており、軍事博物館ということで社会主義関連よりも戦争に関連したものが多かったですね。

軍の偉い人が使用していた銃器でしょうか。これ以外にも、スターリンが着用していたとされるコートもありました。

また、日本の勲章がいくつか飾られていたのですが、どうやって入手したのかまでは書かれていませんでした(そして、何故か日露戦争の記述があまり見当たらなかったような･･･)。

展示は２階にも続いており、実物ないしレプリカのサイズが大きかった印象です。途中からとあるロシア人のおっちゃんに携帯を渡され、展示品と自分が一緒に写るように写真を撮ってほしいと何回も頼まれたので、あまり集中して見学できなかったのが悔やまれます笑。

レーニン廊の訪問で像のデフォルメがほぼ無いことに気づかされました

屋内を一通り見た後は預けていた上着を羽織り、屋外展示を見に行きます。博物館を訪問した目的はむしろこちらにあるといえます。屋外に出ると、さっそく歴代のミグ戦闘機が飾られています。ミグを見たのは１年半前のハノイ以来でしょうか。日本に帰国してからは見る機会がめっぽう減りましたね笑。

ミリタリーの知識はありませんが、ICBMを発射できそうな軍用車両ですね。軍事パレードなどでしばしばテレビに出てきそうな一台です。

下の写真以外にも、戦車がずらりとならんでいます。某アニメで見たことがあるような車両もありましたね。

こちらは砲塔のサイズが大きすぎて用途がよく分かりません･･･。

先ほどの戦闘機より一回りか二回り大きいこちらの機体はスホーイではないかと思います。

Su-27でしょうか?

装甲列車も展示されているようで。分厚い装甲で見た目の重量感がとてもあります。

さいごに

雨ざらしならぬ雪ざらしで保存されていましたが、保存状態はどれも良好でした。国の威信も少なからず影響しているのでしょう。実物の車両はなかなかの展示量でした。屋内展示は、模型のクオリティや展示品の展示の仕方が必ずしもベストではなかったので、ロシア軍の軍用車両･軍用機に興味があれば見学しに行っても良いのかなと思います。 

それでは。