おりじゅのブログ

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大聖堂の次はクレムリンへ(2020・春のヨーロッパツアー⑥)

ワシリイ大聖堂を訪問した後は赤の広場を離れ、クレムリンに入るためのチケット売り場に向かうことにしました。フォーシーズンズホテル方面に赤の広場を抜け、城壁沿いに南の方へ歩いて行くと、無名戦士の墓を目にすることができます。衛兵さんはまさに直立不動の状態です。

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さすがに城門にも衛兵がいないところが何カ所かありますね。

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カッシ・モスコフスコヴォ・クレムリャというところでクレムリン関連施設のチケットの購入をすることができます。クレムリン訪問前に買う人がいるのか分かりませんが、一応お土産ショップも併設していました。

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自分は武器庫とクレムリンへの入場チケットを購入しました。ダイヤモンド庫へのチケットはさほど興味が無い上に激混みだったのでスルーしました。

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チケットを購入したら指定された入り口からクレムリンに入ります。クレムリンは日本でいうところの皇居にでもあたるのでしょうか。

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まずは入り口そばにある武器庫に入ります。武器庫という名前ではありますが武器だけではなく、16-19世紀の宝飾品、宮廷での衣服(ドレス)、調度品、さらには馬車などが展示されていてかなりの見応えがありました。ただ、内部の写真撮影は不可ですので写真はお見せできません・・・。特に聖書の装飾が立派で、純金製ののハードカバーが真珠で縁取りられ、さらにその中にルビーやエメラルドが埋め込まれています。それ以外にもダイヤモンドが数多くちりばめられた品々を目にしました。よくアニメなどで宝石がキラキラする表現がありますが、あの表現が現実に存在することを今回の訪問で知りました笑。

 

武器庫を見終えたら次にクレムリン内の大聖堂を見て回ります。左手前がブラゴヴェシェンスキー大聖堂、そして右奥がウスペンスキー大聖堂です。前者は当時のロシア皇帝・皇后の私的な礼拝堂として用いられ、後者は現在大統領就任式の際に使用されています。礼拝堂自体が復元されたこともあってか、内部はワシリイ大聖堂と比べてそれほど豪華絢爛ではありませんでした。

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クレムリンにはもう一つ大聖堂があり、それが写真右側のアリハンゲリスキー大聖堂です(左側にはイワン大抵の鐘楼が建っています)。

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アリハンゲリスキー大聖堂ではかつてのロシア皇帝が眠っているようですね。大聖堂は棺が空間の大半を占めていました。

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イコノスタシスだけでなくシャンデリアも立派でした。

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こちらは、ツァーリ・プーシュカと呼ばれる大砲。口径が89センチもあり、世界一大きな大砲としてギネスブックに載っているんだそうな。

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大砲の装飾がかなり細かいので兵器としての用途はあまり想定されていなかったのではないでしょうか(実際、一度も大砲が使われたことがないそうです)。

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大砲が大きいということは、自ずとその砲弾も大きくなりますよね・・・。

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そして、最後に大統領官邸を見てクレムリンの主要施設の見学は終了です。実際のプーチン大統領の住居はモスクワ郊外にあるらしいですね。

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帰りがてらに見かけた国立クレムリン宮殿、音楽ホールにしては古くさいなと思っていましたが、ソ連時代にここで共産党大会が実施されていたようですね。建物の外観に微かではありますが、ソ連的なモニュメントを見ることができました。

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さいごに

クレムリンは観光地ということもあって入場料が比較的高めに設定されています。訪問したいところとそうでないところの取捨選択はするべきでしょう。また、クレムリンはとても広く、結構な距離を歩かされることになりました。

 

中の人は歩き疲れたので、この後しばし公共交通機関に乗ることにします。

 

それでは。