ロシア国立歴史博物館を訪問してきました(2020・春のヨーロッパツアー⑲)
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サンクトペテルブルグを出発した飛行機は0時30分にモスクワのドモジェドヴォ空港に到着しました。真夜中着になってしまいモスクワ初日に利用したアエロエクスプレスは明朝まで待たなければなりませんでした。そこで、配車アプリ「Gett」でタクシーを呼んで宿に帰ることにしたのですが、帰る途中に一悶着ありました。またどこかのタイミングで紹介しようと思います・・・。
就寝したのは結局1時半過ぎ。11時過ぎより活動を開始します。
地下鉄駅に向かって歩く途中にある日本関係の建物、最後までなんだか分かりませんでした(もちろんGoogleマップにも記載なし)。
地下鉄の旧型車両の音は最初、モーターの音が勇ましくて良いと思っていたのですが、途中からその轟音が疎ましく感じられるようになってきました。雑踏と地下鉄の音しかしない空間なので、多少精神的にくるものがあったのかもしれません。
数駅ほど乗車してやって来たのは再びクレムリン。本日は入り損ねていた国立歴史博物館を訪れます。入館料はオフシーズンだったこともあって500ルーブルでした。
展示内容ですが、ソ連ができる遙か前のロシアの歴史を豊富な資料で展示しています。ですが、記述がまさかのロシア語のみで全く分かりません・・・。英語のオーディオガイド(もちろん日本語はなし)が400ルーブルと入館料並みにしたのでケチったのですが、大人しく出費をした方が正解のようです。
キリル文字も頑張れば読めると思っていた時期が僕にもありました笑。
何が展示されているのかは分かりますが、宗教にせよ芸術にせよシンボルの意味するものが何であるかくらいは分かりたいところです。
ロシア製かは不明ですが初期の印刷機でしょうか。大学の講義で印刷機の発明について描かれている絵を見たことがあります。
皇帝一家の子供用のソリでしょうか・・・?それにしても精巧な作りをしていました。
昨日エルミタージュ美術館で見た方と同じモデルかと。こちらは赤い服ではなく黒い服を身にまとっていますが。
とある日本の美術展で全く同じものを見たような記憶があるのですが、いつどこで見たかが思い出せませんでした。
展示を見ていくにつれて徐々に上のフロアへ上がっていきます。使う機会はありませんでしたが、この博物館の中のエレベーターはなかなかの年季の入りっぷりでした。
展示を一通り見終わって出口に向かう途中に、レーニンが使用していたロールスロイスが展示されていました。社会主義とロールスロイスが相容れる存在同士なのかという純粋な疑問が芽生えました・・・(自分の理解が足りないだけかもしれません)。
スピリット・オブ・エクスタシーも同社のロゴもあるのでどう見てもロールス。
さいごに
エルミタージュと比べて華やかさは劣るかもしれませんが、十分訪れる価値のあるスポットでした。ロシアの歴史を知っておくとより一層楽しめるのかもしれません。
それでは。