きりしまと白いソニックのグリーン車に乗って博多へ(旅行4日目②)
まず鹿児島中央駅から「きりしま」に乗車し、宮崎駅へと向かっていきます。
4両による運行、かつ年末年始という時期を考慮して自由席はパスしました。案の定、自由席が満席に近くなるだろうという予想は的中しました。入線20分前にホームに着きましたが、自由席のエリアにはどこも行列ができていました。そして今回は1号車の・・・
指定席の中間にあるドアを開け、グリーン車に乗車です!
予約時に駅員さんが1人がけの最前列をアサインしていただきました。座席前方のガラスの先には荷物を置くスペースが確保されています。
座席の位置的にフットレストはかわいいクッションでした笑。
2人がけの最前列は幅広の木製のテーブルが用意されている模様。
グリーン車の座席は倒そうとすると、これぐらい倒れます。背もたれは上半分と下半分が独立して倒れる仕様になっていました。
2時間ほど乗車すると終点の宮崎へ到着です。ここからは「にちりん」(+ソニック)という列車に乗ってまず大分へ向かいます。宮崎から博多までは2つの特急を使うため本来は2枚の特急券が必要になるのですが、この区間は特例として特急券は一枚分としてまとめられているそうな。
大分までは先ほどの列車と同じ形式のものが来ることを知っていたので、宮崎~大分間は指定席を利用します。写真はまさかの1枚しか撮影していませんでした・・・。当時の僕が指定席に全く感動していなかったことが伝わってきます笑。
大分には2分ほど遅れて到着ですが、乗り継ぎの特急は出発時刻になっても待機してくれていました(当たり前ではありますが)。今度は白い特急列車に乗車します。
そして車両が変わったということで、再びグリーン車に乗車します笑。実は大分~博多間は距離的にギリギリ200キロを下回るため、グリーンと指定席の差額が1000円しかありません。そのため、12席で1つの車両を独占するグリーン車に乗車してみようと考えました(おそらくカラフルな方のソニックでしたら、おとなしく普通車に乗車していたでしょう)。
グリーン車の車内に入るまでには2カ所の扉が設けられており、不快な音が外部からほとんど入ってきません。また編成の端っこということもあって、歩いて通過するだけの乗客もいません。ちなみに、2重の扉の間には(実質)グリーン車利用客専用のトイレがありました。かえって清潔にしなくてはという気持ちが働いてしまうかもしれませんね。
座席は一言で説明すれば、本革のオフィスチェアでした。今回も一人がけの席を利用させていただきました。
始発の大分から博多までにこの車両を使ったのは僕含めてたったの3人でした。車内の雰囲気も相まって非常に贅沢な気分を味わえます。
脇の照明や日よけカーテンにもこだわりがあるようですね。
コンセントも一部座席に割り当てられているので携帯等の充電も可能です。
ただ、夜間時の前方・後方の展望はさすがに良くなかったです。
グリーン席である程度くつろいだので、普通席のほうも見学します。というか、自由席でもこのクオリティなんですか・・・。
絵が展示されていたり、
縦方向に大きな窓があるスペースなどが各号車間のデッキにありました。ゆったりとした雰囲気が感じられますね。(長崎方面に向かう車両には書道家の作品があるそうな。)
ゆったりすること2時間半、終点の博多駅に到着しました。これにて九州周遊旅行終了です!
お世話になりました。
さいごに
計画当初は九州新幹線仕様のグリーン車に乗る計画もありましたが、乗車時間が1時間半だったので今回はパスしました。7時間かけて400キロ超の道のりを特急で行くのも時間に比較的余裕がある冬休みならではの楽しみでしょう。
もちろん、今回の旅行では行きたくも行けなかった場所、乗りたくても乗れなかった列車が残っています。例えば、肥薩線を走る「SL人吉」、日南線の「海幸山幸」なんかがそうです。(ただ、南郷・志布志方面に向かう新たな旅の構想が一応頭の中にあります。実行するかは不明ですが。)
ただ、今回の度でたっぷり鉄分補給したので、しばらく鉄道、とくに鈍行列車は乗らなくても良さそうです。
それでは。
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