おりじゅのブログ

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ゲーテ 『ファウスト』を読んで

ちょうど1年ほど前にゲーテの作品(特にファウスト)の素晴らしさを文学部の某教授から布教されましたが、実際に読み始めたのはその1年後くらいでした。しかもまだ前半部分しか読んでいません。読書のペースが遅くなっているのは反省すべきところでしょう。

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ファウスト〈第一部〉 (岩波文庫)

ファウスト〈第一部〉 (岩波文庫)

 

 

今回は岩波文庫の『ファウスト 第一部』を読んでみました。予想に反して、文体が戯曲調のため実際のページ数ほどのボリュームを感じなかったので、その気になれば1日で読むことも十分可能です。

 

内容は終始示唆的な、読者に一定以上の背景知識を要求するものでした。注が付されていた部分とキリスト教の黙示録を示唆する内容(天使が吹くラッパ)は理解できましたが、~主義者同士の論争といった身内ネタ的なものや魔女関連のエピソード(ヴァルプルギスの夜)についてはほとんど分かりませんでした。教授曰く、この本は10年ごとに読んだときの印象が変わるらしいですが、30代になった自分はそのような変化があるのでしょうか・・・?

 

さいごに

この作品の後半として第二部があるので、そちらは今年の内には読んでおこうと思います。

 

それでは。