モスクワではAirbnbを利用(2020･春のヨーロッパツアー ④-②)

はじめに

ロシアビザを取り終えた辺りで宿を探し始めたものの、クレムリン周辺に手頃な宿がなく考えあぐねていました。ところが、Airbnbでそこそこ良さげな宿があったので、そこに泊らせてもらえるようリクエストすることにしました。その宿に決めた判断基準としては、画像から伝わる様子に加えて、好評な評価をするアジア系の方がおり(近い価値観の人が良い評価をしている)、英語による宿の案内が書かれていた(円滑なコミュニケーションができることが担保されている)ことでしょうか。

案の定、予約確定後にも飛行機の到着時間をあらかじめ訪ねてくださったり、空港から宿の行き方までもメッセージで送ってくださいました。到着前からモスクワ滞在が少し安心できたのはホストの方のおかげですね。

前回からの続き

モスクワ･パヴェレツカヤ駅からは地下鉄に乗車し、今日から滞在する宿に向かうことにします。モスクワの宿は連泊の予定だったので割高なホテルではなく、Airbnbを使用して手配しました。Airbnbの予約時にホストさんに午前中に荷物だけでも預かってもらえないか交渉したところ、あっさりとOKをもらえたのでとりあえず荷物を置きに行きます(身軽な状態で観光したい)。

地下鉄入り口のドアの前までタクシーの呼び込みの人がいましたが無視して地下鉄構内に入ります。アエロエクスプレスから下車すると、動線上にメトロの案内があるのでそれに従って歩けば迷わず地下鉄の入り口にいけると思います。改札口があるエリアに入ると、英語対応可能なカウンターがあるのでこちらでモスクワ版SUICAである｢トロイカ｣カードを作成していただきます。デポジット50ルーブルに加えて、チャージしたい金額を伝えれば購入可能です(クレカも可)。1乗車ごとの運賃が乗車のたびに購入するよりも20ルーブル安いこと、アプリ上でカードのチャージができたこと、バスやトラムなど別の交通機関もこのカードで支払いできること、そしてカード自体が自分用のお土産になることなどメリットが豊富だったので購入することにしました。

モスクワの地下鉄は地下深くを走っているため、地下に降りるためのエスカレータがとても長かったです。駅によって多少の差はありますが、2分近くエスカレーターに乗ることがあります。利用客が多いこともあって、エスカレーターを降りるところが見えません･･･。地下鉄は中心部の場合おおよそ2~3分でやってくるので1本逃しても大らかな気持ちで次の電車を待てます。地下鉄のホームはどの駅も豪華なので、待ち時間に眺めるのもありかもしれません。

地下鉄は東京メトロの銀座線･丸ノ内線と同じく線路脇から電気を取る方式(第三軌条)なので、車両の天井がすっきりとしています。運次第では最新式の電車に当たることもありますが、自分は古いほうの電車から乗ることになりました。

味がある古さ

パヴェルツカからわずか3駅ほどでホストさんの家にたどり着きます。道中の町並みはヨーロッパと似ているのですが、細かな装飾や下の写真のようなパネルがあるなどロシアらしいところもあるのです。

滞在する宿の具体的な場所はあまりいえませんが、モスクワ音楽院周辺の住宅の一室でした。一人で滞在する分には十分な居室、そして共用のキッチンとバスルームがあります。共用と言ったものの、ホストさんは別の所にも家があるらしく(直接聞いてはいませんが)ほぼほぼ住居一室を独占できています。1泊3800円で済んだのでお財布にも優しかったですね。

さいごに

滞在地周辺はお金持ちの方が多いからか、1分に1度はベンツのSクラス(もしくはそれ以上の車)が通ります･･･。そのせいか、周辺の治安は問題ありませんでした。

それでは。