おりじゅのブログ

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新聞記事で気になったものをピックアップ(第17回)

少し間が空きましたがやっていきたいと思います。

今回は9月11日から9月17日までの記事からピックアップを行いました。

 

朝日新聞
  • 三好不動産がホテルや民泊に参入(9月11日、8面):福岡市の不動産大手である三好不動産がエアビーアンドビーと提携してインバウンド向けの客室の提供をはじめると発表した。500室ほどの部屋の内装を訪日客好みに設計するという。(不動産と民泊が手を組むというニュースは初耳ですね。しかも福岡の不動産会社がそれを行うとは思いませんでした。)

 

  • 裁判官の懲戒を巡って最高裁にて分限裁判を実施(9月12日、29面):ツイッターをやっている裁判官に対する分限裁判(裁判官に対して行われる裁判)が最高裁で開かれた。東京高裁はツイートの内容が当事者感情を傷つけたとしてその裁判官を懲戒するよう求めている。(仕事に関係ない内容であれば好き勝手につぶやいても良いとは思うのですが・・・。)

 

  • 台風21号後の関西周辺の航空便発着事情(9月13日、8面):台風21号による関西国際空港の被害を受け、周辺空港である伊丹と神戸空港は発着枠を30~40便増やし、空港の運用時間を延長した。この増便の背景には官邸主導で対応を行ったことがある。関空には4分の1に当たる訪日客が到着しており、関空の旅客機の発着を滞らせれば訪日外国人客の数に影響してしまうのだ。(台風による被害を考えるともう少し飛行機の発着に影響が出ると思っていました。今回航空機の運航が早めに再開されたのにはこのような背景があったのですね。)

 

  • ネットフリックスの映画がベネチアの映画祭にて受賞(9月14日、28面):動画配信サイトのネットフリックスが制作した映画「ローマ」がベネチア国際映画賞の金獅子賞を獲得した。なお、コンペに入った21本の映画のうち、ネットフリックスが制作した映画は3本入っていた。(動画配信サイトでも良い映画は作れるのですね。僕自身そういった自社制作の映画を見くびっていたかもしれません。)

 

  • ヨーロッパへの移民がスペインに集中(9月16日、5面):イタリアが難民の受け入れを拒みはじめた影響で、スペインにアフリカ(地中海)からの難民が押し寄せている。現在スペインの首相は中道左派のサンチェス氏であるため難民の受け入れに積極的である。しかし、今年スペインにたどり着いた難民の数は昨年の3倍にもなっており、国民の難民に対する見方は不明だ。(最初は寛容でも、あとからその反動が来ることもありますからね。スペインの難民問題は要観察ですね。)

 

  • 日系のホテルが韓国に進出ラッシュ(9月17日、6面):西鉄グループやくれたけホテルチェーンなどが近年韓国・ソウルにホテルを開業しはじめている。ホテルの主なターゲットは韓国を訪れる日本人だ。韓国を訪れる外国人の15%は日本人であり、ホテル需要も高かったのが背景だ。日系のホテルは洗い場つきの風呂や日本語が可能なスタッフなどを自社のサービスの売りにしている。(韓国はあらかた日系のホテルが進出しているものかと思っていましたが、それでも需要が供給を上回るのでしょうか?)

 

日本経済新聞
  • 東南アジアでスマホを使った診療が拡大中(9月11日、15面):東南アジア、特にインドネシアでオンライン医療サービスを利用する人たちが増え始めている。ユーザーは「ハロドク」というアプリを経由して、診察してもらう医師を選び、ビデオやチャットを通して診てもらう。利用者は診察料の支払いや処方薬の購入もこのアプリを通して行うことができる。インドネシアでは医師の数が1000人あたり0.2人と日本の10分の1ほどしかない。(もちろん、お医者さんに直接診てもらうほうが診察の効果は高そうですが、都市部から離れている地域や離島だとそうは行きませんもんね。その意味で遠隔治療を率先して行いはじめているのはすごいと思います。)

 

  • 司法試験の合格者中2割が予備試験合格者(9月12日、38面):2018年度の司法試験の合格者が発表された。今年度は1525人が合格し、そのうち予備試験合格による受験者は336人と2割を上回った。法科大学院卒の合格率は24.75%に対して、予備試験組の合格率は77.60%だった。(合格率の違いがここまで開いていると法科大学院の必要性を疑わざるをえませんね。もちろん受験者の母数が違うなど様々な要因があるとは思いますが。)

 

  • 警備ロボットによる巡回(9月13日、14面):リボーグXというAIを搭載した警備ロボットが実際に人より少し遅い速度でビルの警備を行いはじめた。搭載されているカメラを使ってフロア内を自走、ビル内の監視を行い、不審者がいれば警報をならすこともできる。(昔サイコパスというアニメでこれに似たロボットが登場していました。まさか本当に現実のものになり始めているとは・・・。)

 

  • Apple新興国における売れ行き(9月14日、3面):Appleは新型のiPhoneを発表すると同時に、既存の端末の値下げを発表した。新興国におけるシェア拡大がその狙いの一つだ。現在中国やインドでのアップルのシェアはそれぞれ6%、1%で、他者の後塵を拝している。しかし、値下げを行っても依然として端末の価格は高く、中国メーカーの端末に対抗できるかは疑問である。(正直言うと型落ちの携帯買うくらいなら、最新のハードウェアでなおかつアップルより安い端末を買いたくなりますよね。)

 

  • 尼崎脱線事故の慰霊施設が完成する(9月15日、39面):2005年に発生した尼崎脱線事故の慰霊のための場所が完成した。脱線事故が発生した場所のマンションの柱の一部を残したり、モニュメントを残すなどして事故が風化されないよう工夫されている。(近年まれに見る鉄道事故だったと記憶しているので、今度関西に行く機会があればここも訪問してみたいと思います。)

 

  • ベットタウンで高齢化が進行(9月15日、1面):久喜、飯能、取手といった首都圏郊外のベットタウンが、11年から16年にかけて所得が減少していることがわかった。生産年齢人口が8千人減り、高齢者人口が9千人増えたことが原因とみられる。なお、製造業が集積している首都圏郊外では所得が増えていた。(郊外に住むインセンティブは今も高いままなのでしょうか。記事にあがっていた地域はどれも都心に向かう列車の始発駅ですが、遠くから乗っても満員電車に乗らなければいけないことはあり得ますし。

 

さいごに

日経を1週間読んでみた訳ですが結構面白かったですね。朝日新聞の経済の面がずっと続いているような感じでした。しかし、証券・金融の面はほとんど理解できていないので今後それについて自分で学習する必要がありますね。

 

(やや時間遅れとなってしまいましたが、)

それでは。

 

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昨日の投稿:

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