小林康夫&大澤真幸『「知の技法」入門』を読んで
今回読んだのは『「知の技法」入門』(河出書房新社)という本。
内容について
本書の内容は入門編と理論編の大きく二つに分かれています。最初の入門編では人文書を読む上でのアドバイスやおすすめ書籍の紹介がされていて、僕自身も見たり聞いたりしたことがないような本がいくつも紹介されていました。また、どの本から順番に読んでいくと読みやすいかといったことも配慮されているので、次に読む本について迷ったらこの中から1シリーズ読んでみようと思います。
理論編ではやや哲学的な話が強かったかなという印象です。実存主義から構造主義を経てポスト構造主義至るまでのプロセスは分かりやすいですが、入門編に比べるとやや難解な説明もあります。理系の学問と文系の学問がどう関わり合っていくべきかという部分については、正直イメージしづらく、僕はよく分かりませんでした。とはいえ、ゴリラの実験に関する話の部分だけはとても分かりやすかったです。
さいごに
今日はお寺に行って掃除をしてきました。しばらくカレーはトラウマになりそうです。
それでは。
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