ネフスキー大通りを散策します(2020・春のヨーロッパツアー⑭)
オベリスクを挟んでモスクワ駅正面を眺めます。
こちらは地下鉄の駅入り口。今回のサンクトペテルブルグ滞在中は、公共交通機関を利用しませんでした(そして、それは結果として悔いの残る一因にもなったわけですが…)。
町の目抜き通りであるネフスキー通りにはトロリーバスが走行しています。それにしても、雪のせいか車が全体的に黒ずんでいて汚いのが残念。
町並みの美しさはヨーロッパのそれと遜色ありません。建物の高さに大きな差が無いのも美しさの理由の一つでしょう。東京の銀座にも似たようなルールがありますよね。
アチニコフ橋。ここいらで大通りの4割ほどを歩いたことに。
銅像の背後にはアレクサンドリー劇場。ロシアで最も古い国立劇場だったりします。
散策の休憩も兼ねて、1つ目の目的地であるカザン大聖堂へ。無料で拝観できますが、内部の写真撮影は不可です。そのせいか全体的に参拝者の方が大多数を占めていました。
訪問したその日はちょうど日曜日で礼拝に相当する儀式(奉神礼?)が行われており、老若男女を問わず全員が同じ歌をアカペラで歌っているという荘厳な光景を初めて見ることになりました。訪問して良かったと確信しました。
そして、ネフスキー通りの終点である宮殿広場に到着しました。先ほどの聖堂もなかなかの迫力ですが、金の装飾がなされているだけあってこちらの方が圧倒的なインパクトがあります。こちらの建物は現在美術館になっていますが、約100年前に十月革命が起こった場所でもあるのです。
宮殿広場の中央にはナポレオン戦争に勝利した記念碑が立っています。ちなみに、十月革命よりもさらに前から存在しています(それはそう)。
宮殿の向かい側には弓なりの形をした建物があります。サンクトペテルブルグが首都だった時代に外務省や財務省がここに置かれていたそうな。
周辺は観光客が多いエリアでもあるので、コスプレをした人たちに写真を撮ろうよと声をかけられました(そして、何かしらで代金を請求されるはずなので断りました)。なんだかんだいって観光地ですので、油断は禁物です。
さいごに
広間に着いた時点で時間はちょうど12時に。お腹が空いてきたので昼食を食べることにします。
それでは。