インゴルシュタットにあるアウディフォーラムを訪問してきました(旅行7日目②)
インゴルシュタット中央駅から各駅停車の列車で北に1駅行ったところがアウディフォーラム(ミュージアム)の最寄り駅です。そこからは2キロ近くあるのでタクシーなり、バスなりを利用して目的地に向かいましょう。
目的地に到着しました。今回乗車したのはEクラスのワゴンタイプでした。
入場料は2ユーロ。学生証提示で半額の1ユーロになります。小規模だからということもありますが、大変良心的な入館料ですね。入ってすぐ、こちらの自動車を載せたリフトが目につくと思います。こちらには、歴代のル・マン24時間レースで走ったレーシングカーが展示されています。
一番最初の展示フロア(最上階)に行けば、先ほどの車を手に触れられるぐらいそばで見ることができます。
汚れの付き方からして、実車をそのまま展示しているのでしょうね。
アウディのレーシングカーに日本人ドライバーが乗車していたこともあったのですね。
こちらの自動車ミュージアムも古い自動車から順に展示しています。ベンツよりも歴史が浅いからか、クラシックカーの展示量はあまり多くありませんでした。
正直にいうと、昔のドイツ車(70年代以前)はあまり区別できません・・・。エンブレムを見れば話は別ですが。
自動車の展示量が7でバイクが3、といったところでしょうか。バイクの展示量が多かったのが印象的でした。
個人的にアウディのモータースポーツといえば、F1ではなくラリーのイメージが強いです。
こちらもラリーカーだと思われますが、フロントのウイング状のものの用途が不明です。
下のフロアに行くと、アウディがル・マンに最後に参戦したときに使用していたR18が展示されていました。フェンスで仕切られていないので本当に間近で見ることができます。
今回R18を見たことで、ポルシェ・アウディ・トヨタのLMP1カーを全て見ることができました。(トヨタのLMP1カーはおととしの東京モーターショウで見ました)
続いて、70年代以降のアウディの市販車が展示されています。VWに吸収された後だからか、若干デザインがVWに似ている気がします。
この緑色は特に似ている気がします・・・。
こちらは一昔前の日本車に似ていますね。(どちらがこのデザインを先に使っていたかは分かりかねますが)
最下層にはアウディと関連がある他社メーカーの自動車が展示されています。下の写真はアルファロメオですが、アルファロメオとアウディに何か関連がありましたっけ?
こちらはフライングビー(エンブレムの別名です。’B'の文字に羽がついています)があるので、ベントレーですね。
ポルシェに引き続き、こちらでも思わぬサプライズがありました。ブガッティのヴェイロン・ヴィテッセが展示されています。上のフロアでチラッとこの車を見たときから、最下層で待ち構えていることをずっと意識していました。
確かこの車(正確には特別仕様のバージョン)、最高速度400キロ超で6~7年前に世界記録を出していましたよね・・・。
ホイールのペイントも大変ユニークですね。
インテリアは現行のシロンとは対照的に至ってシンプルです。
アクティブスポイラー(ブレーキ作動時にリヤウイングが上に立ち上がる)にカーボン製のボディと、昔の車とは思え仕様になっています。カーボン製の部分は、塗装の下がシマシマになっているのですぐ気がつきます。
16気筒のエンジンに4つのターボがついています。いつかエンジン音を生で聞いてみたいですね。
サイドシルエット。先ほどのベントレー(後ろの車)と比較してみると、この車の車高の低さが際立ちます。
触ると警報音が鳴るよという警告文があったので触っている人はいませんでした笑。
最後に良いものを見せていただきました。楽しい訪問となりました。
屋外にはアウディの車が展示されています。おまけですが、日本未発売のE-tronです。
電気自動車のため、後ろにマフラーがありません。
さいごに
帰りも結局タクシーを利用してしまいました・・・。この後の滞在先でも寄るところがありますし。
それでは。
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