知り合いが宗教サークルに声をかけられた話
そういえば僕のブログを読んだことがある人に聞きたいんだけど、ブログの文体はどちらがいいと思う?
— おりじゅ (@hanoian705) 2018年4月9日
はい。敬語は外してもいいんですね。
じゃあ本題に入るよ。
宗教には気をつけよう
きっかけ
今日の夕方、僕の学部のLINEに知り合いからこんな内容が:
カープ(carp)とは原理研究会の略称。広島の野球チームではない。
ちなみにyoutubeでそのサークル団体名と大学名(例えば東大早大carpなど)で検索すると彼らの活動らしきプレゼン発表の動画が出てくる。発表内容が最早笑えない。
まず1つめの動画。詭弁に騙されてはいけない。宗教教育がいまは教育機関でできない?ミッション系大学や創価大学などの宗教色がある大学を知らないのでしょうか。それに公立の大学がある特定の宗教を教え込むことの方が問題ではないのだろうか。
「Mindfulness 宗教的情操教育の第一歩」東大CARP女性【政策立案コンテスト2017】グランプリ
続いて2つめ:トンネルだけで本当に平和を世界に表現できるのならそれこそ北朝鮮と韓国の間でトンネルでも掘ればいいんじゃないのか。それ以外の点、例えばトンネルによる流動人口増加を訴えるなら航空路開設/増設と何が違うのか説明すべき。本当大学で何を勉強しているのでしょうか。日韓トンネルに囚われすぎているただの理想論にしか聞こえず、説得力がありません。
さては早大・東大の学生じゃねーなオメー()
【早大・東大CARP】Project Borderless【プロジェクト立案コンテスト2016】
youtube以外にもこの団体がどんなものなのかがうかがえる。carpのツイッターアカウントでもいい。勧誘でこのサークルがどんなものかを知るのではなく、積極的に自分からこの団体が何者なのか見た方がいい。特にcarpのアカウントには一貫して”統一原理”なる理念を持つことが書かれている。何か怪しげな香りがしないだろうか。
何が問題なのか
確かに(難しく言い方をすると、)信教の自由が保障されていることはこれを読んでいる人も知っているだろう。では、何が問題なのか。それはこのサークルが勝手に大学の名前を冠した学外サークルであること、そして自分たちのサークルのアンケートと称して新入生の個人情報を取りにかかってくることだ。訳もわからぬ宗教団体に個人情報が渡ってトラブルにならない保証はない。
どんな感じで声をかけてくるのか
これについては知り合い(Aさんとしよう)が僕に教えてくれた話を下に載せた。ただし、()内の内容は僕が補足したもの。Aさんの状況としては15時頃、メインストリートから外れた、講義に冠する掲示板が置かれているエリアで話しかけられました。
勧誘の人:「君、君、サークルとか決まってる?」
Aさん:「いーえ。」
勧誘の人:「サークルとか興味ある?」
Aさん:「・・・。失礼ですがどちら様ですか?」
勧誘の人:「私たちは九大カープといいます。」
(Aさんもさすがにこのサークルの名前は知っているらしくここで察する)
Aさん:「何でこんなとこでサークル勧誘しているのですか?勧誘する場所間違ってますよね?」
(人通りが多いところで勧誘をしたほうがいいのは自明)
勧誘の人:「・・・。ところで、アンケートにご協力していただけないでしょうか?」
Aさん「???これから用事があるので無理です。」
勧誘の人:「5分で終わりますからお願いします。」
Aさん:「無理です」
(Aさんは「忙しい」でなんとか免れることができた。)
どんな人が狙われる?
Aさんのことを頭に入れつつどんな人がターゲットにされるのか考えてみた。多分カモの基準はこんな感じ:
- 1人で行動している人
- 物静かそうな人
- まじめそうな人
- ファッションセンスが少々アレな人
これに当てはまるならカープの魔の手がいつ忍び寄ってきてもおかしくはない。もちろんそうでなくても油断してはいけないのだけれど。
おわりに
結局僕が言いたいのは宗教の勧誘には気をつけようということだ。もしかしたらcarpという名前以外にも宗教サークルはあるだろう。ぜひ自分自身で調べてみたり、最低限友達や先生方に相談することでだまされないようにしてほしい。
なんかいつもと雰囲気違うけど、これは書いてみんなに共有すべき問題。明日の内容は多分平常運転。
それでは。
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